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PMP合格後にやること|認定証・デジタルバッジ・名刺の書き方と更新の準備

PMP合格後の流れを、暫定結果から正式認定、認定証とCredlyのバッジの受け取り、名簿での確認、名刺・履歴書への書き方、やってはいけないこと、3年後の更新の準備の順に、PMIのハンドブックで解説します。

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約8分
執筆
プロマネ模試 編集部
まず結論

この記事の要点

  • 試験会場で出る結果は暫定です。PMIから正式な通知が来た時点で、PMPの認定になります。
  • 認定証は certification.pmi.org からPDFでダウンロードし、デジタルバッジはCredlyからのメールで受け取ります。
  • 名刺や履歴書には、名前の後に「PMP」と書けます。会社名や商品名には使えません。試験の問題の中身を人に話すと、規約違反になりえます。
  • 更新のサイクルは合格した日から3年です。PDUは合格後の活動だけが数えられるので、早めに集め始めます。

合格したら、まず何が起きる?暫定結果から正式認定まで

PMPの試験が終わると、画面に結果が出ます。ただし、PMIの認定ハンドブックによると、この結果は暫定(preliminary)です。PMIから「結果が正式になった」という通知が届くまでは、正式な認定ではありません。

暫定の結果を受け取った人は、試験日から10営業日以内に、オンラインの結果確認システムでレポートを見られます。見られるようになると、メールで知らせが届きます。

レポートには、合否のほかに領域(ドメイン)ごとの出来が示されます。合格した人にとっても、苦手だった領域が分かる資料です。読み方はPMPのスコアレポートの見方で解説しています。

合格から更新準備までの流れ
  1. 試験当日

    暫定の結果が出る

    画面に合否が表示される

  2. 10営業日以内

    スコアレポートの公開

    オンラインで確認。メールで通知

  3. 正式通知の後

    PMPの認定

    認定証・バッジ・名簿への掲載

  4. 合格日から

    更新サイクル開始

    3年で60PDU

  5. 3年後

    更新の期限

    PDUの報告と更新費用の支払い

PMI Certification Handbook・CCR Handbook をもとに当サイトが整理

合格後の手続きを時期ごとに並べると?

合格の後にやることを、時期ごとのチェック表にまとめます。上から順に済ませていけば、抜けを防げます。

当サイトの整理。手続きの中身は PMI Certification Handbook・CCR Handbook による。
時期やること確かめる場所
試験当日暫定の結果を確かめる。名刺などには、まだ書かない試験の画面
10営業日以内スコアレポートで、領域ごとの出来を確かめるオンラインの結果確認システム(メールで通知)
正式な通知の後認定証をダウンロードし、デジタルバッジを受け取るcertification.pmi.org、Credlyからのメール
認定の後すぐ更新サイクルの開始日と終了日を、カレンダーに入れるmyPMIのダッシュボード
1か月以内名刺・署名・履歴書・LinkedInを直す。社内の資格手当などを申請する社内の規程
毎年20PDU前後を目安に集めて報告するCCRS(PDUの報告システム)

社内の資格手当などを申請するときは、認定証のPDFが証明に使えます。名簿の検索結果や、Credlyのバッジのページを示す方法もあります。

認定証とデジタルバッジはどう受け取る?

認定証(certificate)は、デジタル版をダウンロードする方式です。ハンドブックに書かれている手順は次のとおりです。

  1. certification.pmi.org にログインする
  2. 左のメニューで「My Certification」を選ぶ
  3. 「View Certificate」を押すと、PDFがダウンロードされる

紙の認定証が郵送で届く、と書いた体験談も見かけます。しかし、2026年6月版のハンドブックに書かれているのは、デジタル版のダウンロードです。

デジタルバッジは、Credly(バッジ発行サービス)から、PMIの代理でメールが届きます。メールの「View Details」から手続きします。Credlyのアカウントがなければ、試験の申し込みに使ったのと同じメールアドレスで作ります。

バッジは、LinkedIn やメールの署名に貼れます。第三者がバッジを押すと、PMIが発行した本物かどうかを確かめられるのが利点です。

POINT

メールが見当たらない場合は、迷惑メールのフォルダも確かめてください。それでも届かない場合は、PMI のカスタマーケアに問い合わせます。

認定はどこで確認できる?認定者名簿の使い方

PMIにはオンラインの認定者名簿(Certification Registry)があります。認定を受けると、名前が自動で載ります。雇用主や発注者が、名前・名字・国で検索して、認定を持っているかを確かめるための仕組みです。

名簿に載りたくない人は、myPMI から掲載をやめられます。そのため、名簿に名前がないことは「認定を持っていない」ことを意味しません。転職先などから確認を求められたら、名簿の検索を案内するか、認定証やバッジを見せます。

名簿に自動で載るのは「有効(active)」な認定者です。更新を逃して停止(suspended)になると、PMPを名乗れなくなります。

名刺・履歴書・LinkedInにはどう書く?

ハンドブックでは、有効な認定を持つ間、名前の後に大文字で認定の略称を書いてよいとしています。使ってよい場所として、名刺・個人のレターヘッド・履歴書・Webサイト・メールの署名が挙げられています。

一方で、会社名・ドメイン名・商品名など、それ以外の使い方は認められていません。たとえば「PMPコンサルティング株式会社」のような名前に使うことはできません。

書き方の例は当サイトの作例。使ってよい場所はPMI Certification Handbookによる。
書く場所書き方の例注意点
名刺山田 太郎, PMP名前の後に大文字で。停止中は書かない
メールの署名山田 太郎(PMP)社外向けの署名に入れると信頼の材料になる
履歴書の資格欄2026年10月 PMP(Project Management Professional)取得(PMI)取得年月と認定団体を書く
職務経歴書PMP保有。予測型・アジャイル・ハイブリッドの案件を担当資格名だけでなく、使った場面を書く
LinkedIn「ライセンスと認定資格」に追加し、Credlyのバッジをつなぐ発行元はProject Management Institute

PMPは PMI の登録商標です。社内資料で使うときも、資格の名称として使う範囲にとどめます。職務経歴書で実績と結びつけて書く方法は、PMPは転職に有利?で例文つきで紹介しています。

合格後にやってはいけないことは?

合格の後でも、規則に反すると認定に響くことがあります。ハンドブックをもとに、気をつけたい4つを挙げます。

  • 試験の問題の中身を話す・書く:申請のときに同意した規約に反するおそれがあります。違反すると、認定の取り消しまでありえます。合格体験記やSNSでも、出題された問題そのものは書きません。
  • 暫定の結果の段階で名乗る:名刺や署名に書くのは、正式な通知が来てからです。
  • 会社名や商品名に使う:「PMP」を社名・ドメイン名・商品名に入れることはできません。
  • 停止中に名乗る:更新を逃して停止になったら、名刺や署名から外します。

体験記を書くなら、勉強の進め方、使った教材、時間の配分など、自分の準備の話にとどめると安全です。

3年後の更新に向けて、今からやることは?

PMPを有効に保つには、3年ごとに60PDUを集めて報告し、更新費用を払う必要があります(ECO 2026・CCRハンドブック)。CCRハンドブックによると、更新のサイクルは試験に合格した日から始まります。

ここで押さえたいのが、合格前の活動はPDUに数えられないという決まりです。受験勉強で受けた講座は使えません。合格後に受けた学習から数え始めます。合格直後にやっておくとよいことを並べます。

  1. myPMI のダッシュボードで、更新サイクルの開始日と終了日を確かめる
  2. カレンダーに「期限の6か月前」「3か月前」の予定を入れておく
  3. PMI のアカウントのメールアドレスを、ふだん見るものにしておく(更新の案内はメールで届く)
  4. 受けた講座やウェビナーの記録(修了証・メモ・日付)を保存する場所を決める
  5. 年に20PDU前後を目安に、少しずつ報告する

記録を残すのは、更新のときに監査(audit)に選ばれる場合があるからです。CCRハンドブックでは、PDUの根拠となる書類を、サイクル終了から少なくとも18か月保管するよう求めています。

最後の1年に多めに取ったPDUは、20PDUまで次のサイクルに持ち越せます。手続きの全体はPMPの更新方法で確かめられます。

合格後に次に目指すものは?

PMPの勉強で身に付けた考え方は、使わないと薄れていきます。合格後の学びの方向を3つ挙げます。

  • アジャイルを深める:有効なPMPがあれば、PMI-ACP(アジャイルの資格)の経験の要件を満たせます。違いはPMI-ACPとは?で比べています。
  • 弱かった領域を学ぶ:スコアレポートで低かった領域を、更新のPDUを集める学びのテーマにします。
  • 教える:後輩にプロジェクトマネジメントを教えることは、ギビングバックのPDUとして数えられます(CCRハンドブック)。

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よくある質問

試験会場で「合格」と出たら、すぐ名刺にPMPと書いてよいですか?

PMIの認定ハンドブックでは、会場で出る結果は暫定です。PMIから正式に合格の通知を受けた時点で認定になるので、名刺などに書くのはその後にします。

受験勉強で受けた講座の時間は、更新のPDUに数えられますか?

数えられません。CCRハンドブックでは、認定を得る前に終えた活動はPDUの対象外としています。更新のサイクルは合格した日から始まります。

認定者名簿に自分の名前が出ません。認定は無効ですか?

無効とは限りません。名簿への掲載はmyPMIでやめることができます。設定と、認定の状態(有効・停止など)をmyPMIで確かめてください。

合格体験記に、出た問題を書いてもよいですか?

書かないでください。PMIの認定ハンドブックでは、試験後に問題について話すことは規約違反になりうるとしており、認定の取り消しまでありえます。準備の方法などにとどめます。

出典・参考

  1. [1]PMI Certification Handbook(2026年6月改訂)
  2. [2]PMI: Continuing Certification Requirements (CCR) Handbook
  3. [3]PMI: Maintain Your Certification
  4. [4]PMI: Certification Registry
  5. [5]PMI: PMP Examination Content Outline – July 2026
  6. [6]PMI: PMI-ACP Examination Content Outline(2026年3月)

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