PMI Study Hallとは?料金はいくら?
PMI Study Hall は、PMP を運営するPMI(Project Management Institute)自身が提供する演習サービスです。商品ページでは、ECO に合わせた短い講義と問題、ミニ模試、本番と同じ長さの模試を組み合わせたものと説明されています。本番の形式・ペース・難しさを体験できる、という位置づけです。
パソコンとスマホの両方で使え、学習の進み具合や成績の分析も見られます。
プランは Essentials と Plus の2つです。どちらも最初に3か月分の利用期間があり、その後は3か月ごとに更新される定期購入です。使い終わったら、更新を止める手続きを忘れないようにします。
料金は、PMI の会員かどうかや地域によって表示が変わることがあります。金額は、申し込む時点の公式ストアのページで確かめてください。
POINT
PMI の FAQ(2023年10月版)は、Study Hall は単独で使うものではなく、準備を補う道具だと説明しています。新試験より前に買った旧版の教材の扱いは、PMI の新試験の案内ページで確かめてください。
収録されている問題の形式は?
PMI 公式ストアの比較表をもとに、2つのプランの中身を整理しました。
| 中身 | Essentials | Plus |
|---|---|---|
| 学習計画・講義(動画を含む) | あり | あり |
| 180問の模試(Practice Exam) | 2回 | 3回 |
| 10問のミニ模試 | 10回 | 20回 |
| 10問の理解度クイズ | なし | 5回 |
| 追加の練習問題 | 330問 | 330問 |
| ケーススタディ | あり | あり |
| Pearson VUE 形式の試験画面 | あり | あり |
| フラッシュカード・ゲーム(7種) | あり | あり |
| CAPM から PMP への橋渡しの内容 | なし | あり |
| 成績の分析 | あり | あり |
問題の数を足すと、Essentials は約790問、Plus は約1,120問です。Essentials は 180×2+10×10+330=790、Plus は 180×3+10×20+10×5+330=1,120 で計算しました。
本番の試験配信会社と同じ形式の画面で練習できる点と、ケーススタディが入っている点は、新試験の対策として役立ちます。
英語のみで使うときの負担は?
PMI の商品ページによると、Study Hall は英語で作られています。ほかの言語では、Chrome ブラウザの Google 翻訳の拡張機能を使う形です。設定の手順は製品の中で案内されます。模試などに日本語の版があるかは時期で変わりうるので、購入前に商品ページで確かめてください。
英語が得意でない人の負担は、主に2つです。1つは読む時間です。180問の模試を英語で解くと日本語より時間がかかり、本番の時間配分の練習としては厳しめの条件になります。
もう1つは機械翻訳の誤りです。PMP の問題は、選択肢の小さな言い回しの違いで正誤が分かれます。翻訳で意味が変わると、正しく判断していても誤答になります。
一方で、英語の問題に慣れておく利点もあります。日本語で受験しても、本番では問題ごとに英語の原文を表示できるからです。英語の言い回しに慣れていれば、訳が分かりにくい問題で原文を確かめる判断が速くなります。
Study Hallの点数はどう読む?
Study Hall の正答率は、ほかの教材の点数とそのまま比べられません。模試の難しさは提供元ごとに違うからです。ほかの教材より低く出ても、それだけで不合格を心配する必要はありません。
見るべきなのは、Study Hall の中での変化と、領域ごとの差です。ミニ模試を解くたびに、どの領域で落としたかを記録します。英語の読み違いで落とした問題は、分けて数えておきます。
本番の合格点は公表されていません。模試の点は、合否の予想ではなく、残りの勉強の向きを決める材料として使います。正答率の目安の考え方はPMP模試の正答率は何%なら合格圏かで説明しています。
日本語の教材とどう組み合わせる?
日本語で受験する人には、日本語の教材で判断の型を作り、Study Hall で英語の問題と本番の画面に慣れる組み合わせが現実的です。
- 1
日本語で基礎
35時間研修と参考書で知識を入れる
- 2
日本語で演習
26タスク別の問題で判断の型を作る
- 3
Study Hall のミニ模試
英語の問題に慣れる。弱い分野を確かめる
- 4
Study Hall の模試
本番と同じ画面で180問を通して解く
- 5
日本語で仕上げ
誤答の多いタスクを日本語で解き直す
当サイトの組み合わせ例
日本語の演習では、選択肢ごとの解説を読んで「なぜその判断になるか」を固めます。Study Hall で間違えた問題は、英語の読み違いか、判断のずれかを分けて記録します。
英語の読み違いが多いなら、本番で日本語を選べば避けられる誤りです。判断のずれが多いなら、そのタスクを日本語の問題で解き直します。
当サイトの問題は日本語と英語を1問ずつ切り替えられるので、日本語で理解し、英語の言い回しを確かめる練習に使えます。まず無料模試30問で日本語での実力を確かめてから、Study Hall を使うかを決めるのも1つの方法です。英語の教材を使うかの判断はPMPを英語で勉強するべきかで整理しています。
PMIのPractice Examとはどう違う?
PMI は Study Hall とは別に、PMP Practice Exam という模試も単体で売っています。商品ページによると、180問の模試1回分を3つの時間区切りで解く形式です。何度でも受け直せて、解き終えると3領域ごとの結果と解説が見られます。日本語を含む複数の言語の商品ページも用意されています。
まとめると、Study Hall は講義・問題・ミニ模試・模試をまとめた3か月の学習サービスで、Practice Exam は180問の模試1回分です。
日本語の教材で演習を済ませ、仕上げに PMI の問題で1回だけ確かめたい人には、Practice Exam が合う場合があります。英語の問題に数多く触れたい人には Study Hall が向いています。どちらも料金は公式ストアで確認してください。
Study Hallを使うならいつから?
当サイトのおすすめは、タスク別の演習を一通り終えたあと、受験日の1〜2か月前からです。理由は2つあります。
1つ目は、利用期間が3か月単位だからです。勉強の始めから契約すると、基礎を学んでいる間にも期間が過ぎます。演習と模試に集中する時期に合わせれば、3か月の中で使い切りやすくなります。
2つ目は、英語の問題は基礎がないと理解に時間がかかるからです。日本語で判断の型ができてから解くほうが、英語の問題から学べることも多くなります。
英語の教材を中心にする人や、英語で受験する人は、もっと早く使っても構いません。その場合は、講義と理解度クイズ、ミニ模試、180問の模試の順に進めます。スマホでのスキマ時間の使い方はPMPの勉強アプリの選び方で説明しています。
申し込む前に確かめることは?
Study Hall は定期購入のサービスです。申し込む前に次の点を確かめておくと、使い始めてから困りません。
- 利用期間の始まり:利用期間は購入した時点から数えるのが基本です。勉強の計画のどこで使い始めるかを決めてから申し込みます。
- 自動更新の止め方:3か月ごとに更新されます。使い終わる予定の日と、更新を止める手続きの場所を先に確かめます。
- 会員価格と地域の価格:PMI の会員かどうか、どの地域のストアかで、表示される金額が変わることがあります。会員になるかは、受験料などの割引も含めて考えます。
- 翻訳と日本語の版:使う端末とブラウザで Google 翻訳の拡張機能が動くか、日本語の版がある教材はどれかを確かめます。
- 模試の回数:180問の模試を何回解きたいかで、Essentials と Plus を選びます。
どれも公式ストアの商品ページと、購入後の案内で確認できます。金額や条件は変わることがあるので、申し込む直前の表示で判断してください。