PMP試験 2026年新形式 対応プロマネ模試
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PMPの問題はどんな形?2026年新試験の例題3問を解説つきで体験

PMP試験の問題はどんな形か。状況判断が中心であること、8種類の出題形式、1問約80秒の時間感覚を整理し、People・Process・Business Environmentから1問ずつの独自例題を解説つきで解けます。

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約9分
執筆
プロマネ模試 編集部
まず結論

この記事の要点

  • PMPの問題の中心は、用語の暗記ではなく「この状況でプロジェクト・マネジャーは何をするか」を問う状況問題です。
  • 2026年7月からの新試験は180問・240分(1問あたり約80秒)で、出題形式は8種類です。ケースと図表が新しく加わりました。
  • 出題の割合はPeople 33%・Process 41%・Business Environment 26%で、予測型の問題が約40%です。
  • 過去問は公開されていません。記事の最後に、3つの領域から1問ずつ、当サイトの独自例題を用意しました。

PMPの問題は知識問題?それとも状況判断?

結論から言うと、PMPの問題の中心は状況判断です。用語の定義をそのまま問う問題は少なく、多くは「あるプロジェクトでこういうことが起きた。プロジェクト・マネジャー(PM)は次に何をすべきか」という形です。

PMIの試験内容の概要(ECO 2026)も、求めるのは概念と経験を仕事に当てはめる力だと説明しています。PMBOK®ガイドの文章を覚えていても、それだけでは正解を選べません。

たとえば「リスク登録簿とは何か」は、知っていて当然として扱われます。問われるのは、リスクが現実になったときに登録簿の対応策を実行するのか、まず上司に報告するのか、といった行動の順序です。

POINT

この記事の例題は、すべて当サイトが独自に作った問題です。PMIの公式サンプル問題や実際の試験問題ではありません。

出題形式は何種類ある?2026年版で何が増えた?

ECO 2026には、8種類の出題形式が載っています。このうちケース(Case or Scenario)と図表(Graphic-Based)の2つが新しい形式です。

PMP試験の出題形式(ECO 2026の記載をもとに当サイトが整理)
形式どんな問題か受験方式
多肢選択(単一回答)複数の選択肢から正解を1つ選ぶ。基本の形式すべて
複数回答正解が2つ以上ある。「2つ選べ」などと指定されるすべて
ケース(新)長い状況説明(図やグラフを含むことがある)を読み、続けて複数の問いに答えるすべて
図表(新)グラフ・図・画像を読み取って答えるすべて
マッチング2つの列の項目を組み合わせるテストセンター(CBT)のみ
拡張マッチング図の決まった位置に項目をドラッグして配置するCBTのみ
ポイント&クリック画像の正しい場所をクリックするCBTのみ
プルダウン空欄にドロップダウンから語を選ぶCBTのみ

ECOは、「CBTのみ」の形式と「すべての受験方式」で出る形式を分けています。オンライン受験を選ぶ人は、ケース・図表・多肢選択・複数回答の4つを中心に準備します。最新の形式は、PMIの案内で確かめてください。

形式ごとの解き方は、PMP試験の出題形式8種類で詳しく扱っています。

どの分野から、どんな割合で出る?

ECO 2026は、3つの領域の割合と、各領域のタスク(PMの仕事の単位)を示しています。

領域ごとの割合と問われる場面(ECO 2026をもとに当サイトが整理)
領域割合タスク数問われる場面の例
People(人)33%8対立、チームの指導、ステークホルダーの関与、コミュニケーション
Process(プロセス)41%10計画、スコープ、スケジュール、調達、品質、進捗の評価、終結
Business Environment(ビジネス環境)26%8ガバナンス、法令の順守、変更管理、リスク、外部環境の変化

進め方では、予測型の問題が約40%、アジャイルとハイブリッドが合わせて約60%です。どの進め方の問題も、3つの領域に混ざって出ます。

旧版(2021年版)は、People 42%・Process 50%・Business Environment 8%でした。新試験では、ビジネス環境の判断を問う問題の割合が大きく増えています。

状況問題はどんな手順で解けばいい?

状況問題は、読む順番を決めておくと速くなります。当サイトでは次の4段階をすすめています。

  1. 最後の一文(問い)を先に読む。「まず何をすべきか」「最も適切な対応は」「何を防げたか」で、選ぶ基準が変わります。
  2. アプローチを判断する。スプリント・バックログならアジャイル、ベースライン・変更管理委員会なら予測型です。
  3. 今どの段階かを特定する。計画中か、実行中か、問題が起きた直後か。段階によって正しい一手が違います。
  4. 選択肢を消していく。「正しいが今ではない」「PMの仕事ではない」「問題を放置する」ものを外し、残りから最も適切なものを選びます。

手順の詳しい説明と、手順を1問に当てはめた例題は、状況問題の解き方にまとめています。

本番はどれくらい難しい?1問あたり何秒?

難しさの正体は、知識の量よりも時間と集中力です。ECO 2026によると、試験は180問で、うち10問は採点されない試行問題です。試験時間は240分で、途中に10分の休憩が2回あります。

1問あたりの平均時間

240分 ÷ 180問 = 約1.33分 = 約80秒

  1. 1240分を秒に直すと 240 × 60 = 14,400秒
  2. 214,400秒 ÷ 180問 = 80秒
  3. 3ケース問題は本文を読む時間が別にかかるので、短い問題では80秒より速く解く意識を持つ

1問あたり平均 約80秒

80秒は「問いを読む→状況を読む→4つの選択肢を比べる」でぎりぎりの時間です。

試行問題10問は、他の問題と区別がつかないように混ざっています。どの問題も同じように解くしかありません。

選択肢は、どれも「間違いではない」ように見えることがあります。その中から最も適切なものを選ぶのが、PMPの難しさです。

過去問はある?練習の問題はどこで解ける?

PMPの過去問は公開されていません。PMIのハンドブックによると、試験の問題はPMIの財産で、機密として扱われます。受験後に問題の中身を人に話すことも、申請時に同意した規約に反するおそれがあります。

そのため、練習には次のような問題を使います。

  • 市販の問題集やオンラインの模試:新しいECO(2026年版)に合わせているかを確かめて選びます。
  • PMIの案内する学習資料:ECO 2026も、PMI.orgの試験準備のページにある資料を確かめるよう案内しています。
  • 「過去問」「本番の再現」をうたう問題:使わないほうが安全です。規約に触れるおそれがあるうえ、内容が正しい保証もありません。

過去問の代わりの練習法は、PMPの過去問は公開されていないで詳しく扱っています。

今の実力を知るには、次に何をすればいい?

まずは本番と同じ形式で数十問を解き、どの領域・どの形式で落としているかを知ることです。参考書を読み進める前に一度解くと、読むべき箇所がはっきりします。

当サイトの無料模試30問は登録不要です。3つの領域の割合どおりに出題し、日本語と英語を切り替えて読めます。

試験が近い人は、PMPの直前対策で、1週間前からの段取りも確かめてください。

確認問題1

メンバーが会議で発言しなくなった

(当サイトの独自問題)アジャイルで進めているチームの話である。ここ2回のレトロスペクティブ(ふりかえり)で、特定のメンバーがほとんど発言しなくなった。そのメンバーの作業の質は落ちていない。プロジェクト・マネジャーが次に行うべきことはどれか。

選択肢を押すと、正誤と解説が表示されます。

正解と解説を見る

正解:2。まず本人と直接話し、何が起きているのかを確かめます。原因が分からないまま対策を決めても、的外れになりやすいからです。ECO 2026では、PeopleのTask 3(チームを率いる)などに関わる場面です。

1:原因を確かめる前に、全員向けの決まりを作っています。3:本人と話す前に上位者に上げており、順序が逆です。4:問題の兆しを放置しています。PMPでは「様子を見る」は正解になりにくい選択肢です。

確認問題2

施行が決まった新しい規制への対応

(当サイトの独自問題)会員向けアプリをアジャイルで開発している。来年4月から、個人情報の保存に関する新しい規制が施行されると、法務部から連絡があった。今のバックログには、この規制への対応が含まれていない。プロジェクト・マネジャーが次に行うべきことはどれか。

選択肢を押すと、正誤と解説が表示されます。

正解と解説を見る

正解:4。外部の環境が変わったら、まず中身を確かめ、スコープやバックログへの影響を評価します。そのうえで、プロダクトオーナーが優先順位を付けます。ECO 2026では、Business EnvironmentのTask 8(外部のビジネス環境の変化を評価する)に当たる場面です。

1:影響を評価しないまま、対応を先送りしています。2:影響が分かる前に今のスプリントを止める、極端な行動です。3:アジャイルの進め方に、予測型の手順を当てはめています。

確認問題3

バーンダウンチャートの線が平らになった

(当サイトの独自問題)2週間のスプリントの6日目。バーンダウンチャートを見ると、残作業の線が3日間まったく下がっていない。デイリースタンドアップでは、メンバーは「作業は進めている」と言っている。プロジェクト・マネジャー(サーバントリーダー)がまず行うべきことはどれか。

選択肢を押すと、正誤と解説が表示されます。

正解と解説を見る

正解:1。線が平らなのは、作業が「進行中」のまま完了にならない状態を示していることが多いです。まずチームと一緒に、障害や作業の分け方に原因がないかを確かめます。ECO 2026では、ProcessのTask 9(プロジェクトの状況を評価する)に当たる場面です。

2:原因を確かめる前に、ゴールを小さくする話を始めています。3:作業時間を増やす指示は、サーバントリーダーの行動ではありません。4:スプリントの中止は極端な行動で、判断するのはプロダクトオーナーです。

よくある質問

PMPの問題は全部で何問ですか?

ECO 2026によると180問です。そのうち10問は採点されない試行問題で、採点される問題は170問です。試験時間は240分です。

2026年の新試験で増えた問題の形式は何ですか?

ケース(Case or Scenario)と図表(Graphic-Based)の2つです。ケースは長い状況説明を読んで複数の問いに答える形式、図表はグラフや図を読み取る形式です。

PMPの過去問はどこで手に入りますか?

過去問は公開されていません。PMIのハンドブックでは、試験の問題は機密として扱われます。「過去問」「再現問題」をうたう問題は使わず、新しいECOに合わせた問題集や模試で練習します。

この記事の例題はPMIの公式サンプル問題ですか?

いいえ。すべて当サイトが独自に作った問題です。PMIの公式サンプル問題や実際の試験問題とは関係ありません。

出典・参考

  1. [1]PMI: PMP Examination Content Outline – July 2026(PDF)
  2. [2]PMI: Learn what the new PMP exam, launched in July 2026, means for you
  3. [3]PMI: Project Management Professional (PMP)
  4. [4]PMI: Certification Handbook(PDF)

本番と同じペースで腕試し

記事の次は、本番形式の問題で。

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当サイトは Project Management Institute, Inc.(PMI)とは関係のない個人が運営する非公式の学習教材です。PMI、PMP、PMBOK は PMI の登録商標です。掲載している問題はすべて当サイトのオリジナルで、実際の試験問題・過去問題・再現問題ではありません。受験資格・受験料・出題範囲は PMI の公式サイト(https://www.pmi.org/certifications/project-management-pmp )で必ず確認してください。合格を保証するものではありません。合格の目安・領域別の評価は当サイトの推定です。

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